"I lived"な人生

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ヤンゴンの学生街、レーダンを歩いてみた

ヤンゴンにあるレーダン地区を訪ねてみた。

 

レーダン(Hledan)は近くに大学や学校があるので若者が多く、それに合わせて若者向けのお店も多くあり、ヤンゴンの原宿とも呼ばれているらしい。

2020年にクーデターがあってからは、大規模なデモの現場にもなった。

 

そんなレーダンの路地裏を歩いてみたらなんともエモくて、撮った写真を載せる場所も他にないからここで供養することにする。

 

このエリアは学校やお店の数の割に駐車スペースがないらしく、路地に入ったら縦列駐車している車がたくさんあった。

写真を見ればわかるけど、そもそもたいして広くないこの路地。

縦列駐車するのも大変だろうけど、対向車とすれ違うとなるとその難しさは桁違いだと思う。

私は道路が広くて車の少ない地方でしか運転してきてないので、多分ヤンゴンでの運転は無理だろうなあ。バンコクも違った意味で無理だなあ。

 

見上げた建物は煤けていた。

 

左手に写る煉瓦でできた塀、これはこういうデザインなのか、古いだけなのか。

目の前を歩く男性がパソーを履いていて、いかにもミャンマーという感じ。

 

前方を歩く黄色いポロシャツの二人組、どうやら日本語学校の学生さんみたい。

いまミャンマーは空前の日本ブームらしく、大量のミャンマー人が技能実習生として来日している。

日本ブームというと聞こえはいいけど、家族を養うためだったり自分の未来を切り開くためだったり、あまり前向きでない理由でミャンマーを出ざるを得ない人たちがほとんどだと思う。

いろんな思いを抱えて日本にやってくるミャンマー人たちが日本で少しでも幸せになれるといいなと、いまブログを書きながらそんな思いが込み上げてきた。

 

夫がヤンゴンを雨隠れの里に例えていたけど、実際に行ってみて夫の言う意味がわかった気がする。

きっとナルトを見ていた人なら私たちの言わんとするところがわかると思う。

 

写真の右側に写るお店、SUSHI KIDだって。

 

いや、店名はTOKYOだけど、売ってる料理は日本食ではないような?

他にも屋台のような形で日本食を売っている場所が数カ所。

異国の地で自分の国にまつわるものを見ると嬉しくなる。

 

そんなこんなでレーダンの路地裏紹介、終了。

今回は他の場所に移動する途中でたまたま通りがかっただけなので路地裏しか歩かなかったけど、次行くときはレーダンの「原宿」としての姿を見てみたい。

 

ミャンマー旅行記、まだまだ続きます。