湖のほとりでランチ@The Round House Royal Kandawgi
ミャンマー最大都市でありながら自然豊かなヤンゴンには、緑が美しいガンドージーという湖がある。
ガンドージー湖はミャンマー語でGreat Royal Lakeっていう意味で、遡ること英国植民地時代に貯水地として人工的に作られた湖らしい。だからきっとここでいうRoyalはイギリス王室を指してるんだろうな。
そんなガンドージー湖のほとりにあるThe Round House Royal Kandawgiというレストランで、夫の叔母夫婦とランチをしてきた。
本当にここであってるよね?と若干不安を覚えながらも緑の生い茂る道を進むと、舗装されていない剥き出しの駐車場があった。
車を降りると大きな看板がお出迎え。
小雨だったんだけど、お店のスタッフさんたちが傘を持って車まできてくれて、ホスピタリティに感動。
お店の入り口はこんな感じ。ちょっとした階段を登っていくので、足元の悪い雨の日は気をつけて。
これだけ見ると、なんでお店の名前がThe Round Houseなのか全然わからないと思うけど、中に入ってみると納得した。
お店、確かに丸い。
そして細部に至るまでおしゃれ!
落ち着いたトーンの柱やランプがクリーム色の天井や壁とマッチしてて、自然豊かなロケーションにぴったり。
私たちが案内されたテーブルは窓側から一つ内側だったけど、それでも窓から入る光とすぐ外に見える木々のおかげで、どんよりとした天気にもかかわらずとても気持ちがよかった。
渡されたメニューもこれまたおしゃれで。
ミャンマー語だけでなく英語も併記してくれてて、その上メニューの細かい説明まで添えられてる。なんてホスピタリティに溢れたレストランなんだ。
私と義叔母はオーノーカオスエを注文した。
オーノーカオスエは英語にするとココナッツヌードル。
ココナッツミルクがベースのスープはほんのり甘くて、エシャロットはとろとろに煮込んであって、ほっぺたが落ちちゃう美味しさ。
別皿のスライスオニオンやパクチー、ライムなどはお好みで。オニオンはしっかり辛いので、私はいつも少しだけにしてる。
こちらは夫と義叔父が注文した麺料理。
多分味見はしたんだけど、全然思い出せない。オーノーカオスエの美味しさに全部持ってかれてる。
他にもパラタやサモサを数皿注文して、みんなでシェアした。
ここのサモサがとにかく絶品!特にマトンのサモサ。
食べきれなかった分をお持ち帰りしたんだけど、冷めててもしっかり美味しかった。
このレストランで食べるなら、ぜひマトンのサモサを食べてほしい。
ちなみにミャンマーもお茶文化なので、お食事には温かい緑茶がついてくるんだけど、勧められるままにセイロンティーを注文してみた。
それがこちら。
てっきり普通の紅茶だと思っていたんだけど、実物を見てみて気づいた。これミルクティーだ。
上に乗ってるふわふわしたのは、牛乳を温めたときにできる膜上のあれ。豆乳でいうところの湯葉にあたるもの。
最初は舌触りがちょっと気になったけど、味は普通のミルクティーと同じで美味しかった。
ちなみに私はミャンマー語ほとんどわからないんだけど、夫の親族はみんな英語が話せるからコミュニケーションに困ることは特になく、食事中もミャンマー語と英語を行ったり来たりして私が置いてけぼりにならないようにしてくれる。
夫の親族、みんな温かい。
おしゃれな店内、美味しい食事、ホスピタリティに溢れたスタッフさん、言うことなしのこのお店。
ヤンゴンで友達や家族を連れていくなら間違いなくここだな。