"I lived"な人生

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魚卵カレーを食べてみた

義姉の家にはいろんな用事で行くことがあるけど、正直楽しみにしているのはそこで食べられる美味しいミャンマー料理。

国際都市バンコクではミャンマー料理屋さんもたくさんあるけど、やっぱり家庭料理が一番だね。

 

そんな義姉宅で美味しい魚卵カレーをごちそうになった。

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写真中央が魚卵カレー。

それと付け合わせの野菜、小魚の辛いやつ(名前がわからない)、そしてガピ。

 

この魚卵カレーがめちゃくちゃ美味しくて、これから先好きなミャンマー料理聞かれたら三番目に魚卵カレーって答えるくらいには大好きになった。ちなみに一番はナンジート(激辛混ぜ麺)で二番はセイッターヒン(マトンカレー)かな。

この魚卵だけど、一口食べてたらこかと思った。

小さい頃たらこのおにぎりが好きだったな〜遠足のおにぎりの具がたらこだったらテンション上がったな〜なんて、ミャンマー料理を食べながら子ども時代に思いを馳せたけど、「この魚は骨が多いから、じっくり煮て骨まで柔らかくして食べるんだよ」という夫の説明でたらこではないことがわかった。

どうやらンガターラウッという名前の海水魚らしい。

Photo by Tarikul Raana on Unsplash

ちなみにミャンマー以外ではヒルサ(Hilsa)って呼ばれていて、お隣バングラデシュの国魚とされてるとかなんとか。

 

付け合わせの野菜は義姉宅の家庭菜園で育ったもので、茎は食べずに葉の部分だけこそぎ取りながら食べる。小さな葉の部分だけをフォークとスプーンで取り分けるのはちょっと難しいんだけど、手で食べるには食べやすいんだろうな。

 

小魚の辛いやつは、カリカリに揚がった小魚と唐辛子が和えてあって、サクサクの食感が面白い。調子に乗ってたくさんご飯に乗せたけど、思ってたよりも数倍辛くて汗吹き出したよね。

 

ガピはミャンマーの食卓にかかせない発酵エビや魚でできた調味料兼おかずのようなもので、野菜をディップしたりご飯にかけたりして食べる。

今回のガピは一手間加えてあって、トマトと一緒に料理してあるいわゆるガピカレーらしい。

そもそもガピが大好きな私だけど、ガピカレーはシンプルなガピよりももっと美味しくて、ガピだけでご飯が進む。結局ご飯四皿も食べてしまった!

 

ちなみに、ミャンマーのカレー(ミャンマー語ではヒンという)はめちゃくちゃ油が多い。

というか、むしろカレーの本体が油なんだけど、不思議と油っこく感じなくて美味しいエッセンスの染み出した油は美味しい。

ただ、料理する際の油の使用量が半端ないので、ミャンマー人と暮らすととてつもない量の油を消費するのでご注意を!